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耐震性
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地震の多発する日本において、耐震性は安心して生活するために、非常に重要な住宅性能です。ミルクリークでは建材に高品質・高精度な規格材を使用し、構造には耐震性に優れたツーバイフォー工法を採用。また厚い構造用合板の使用と密度の高い構造材のレイアウトや、耐震・耐風性を発揮する接合金物を使用することで優れた耐震性を実現。永く安心して過ごすことのできる住まいをご提供します。

強さの基本は<高品質・高精度な規格材>
日本の住宅に求められる基本性能のなかでも、最も大切な性能が地震や台風などの災害に対する耐震性であり耐風性です。東急ホームズの<ミルクリーク>は、ツーバイフォー工法の採用により、地震や台風などの外力に対して優れた性能を発揮します。それは、工法だけでなく、<ミルクリーク>に使用される構造材の質にも現れています。一般に枠組壁工法と呼ばれるツーバイフォー工法では、構造材として主に2インチ×4インチのランバー材を使用しますが、<ミルクリーク>ではJAS認定品の「スプルース・パイン・ファー(混合樹種)※」を使用。しかも、含水率が19%以下のドライ材(乾燥材)を使用するためグリーン材(未乾燥材)に比べ、1.25倍もの強度を確保。さらに「プレーナー加工」によって、表面を平滑にし面取り加工を施すことにより、木材の吸水性を抑えるとともに、施工精度を高めています。強度と精度、高品質な規格材へのこだわりが、ツーバイフォー工法の高い信頼性を支えています。
※構造部位によって樹種が異なる場合があります。

プレーナー加工された高密度・高品質な2×4材
強さの秘密は、外力を面でとらえて力を逃がす<6面体ボックス構造>


左:ツーバイフォー工法の構造原理(ミルクリーク)
右:在来工法の構造原理(軸組構造)
阪神・淡路大震災及び新潟中越地域で実証されたように、地震に対して優れた耐震性を発揮するツーバイフォー工法の住宅。その秘密は、家全体を4面の壁(垂直面)と、床・屋根(水平面)で構成する6面体からなるボックス構造にあります。このため、地震や台風など外部からの力を一点に集中することなく、面全体でバランスよく吸収・分散し、揺れや衝撃に対して抜群の強さを発揮します。これに対して、在来工法や鉄骨プレハブ工法では柱、梁、筋かいによる軸組構造のため、地震や台風などの外力が壁、床、屋根等の接合部に集中し、大きな被害を招くことがあるのです。
また、北米式ツーバイフォー工法では設計面でも優れた特性を持っています。フィート・インチモジュールの採用により、<ミルクリーク>の魅力でもある、広々としたリビング・ダイニングや吹き抜けなどの間仕切りの少ない大空間※をつくったり、ビルトインガレージを設けるなど、設計の自由度が高く強度や耐久性の面でも理想的な工法となっています。
また、6面体ボックス構造の耐震・耐風性を高めるためには、壁、床、屋根の各面が強固に接合されていることが必要です。用途別に分類されたツーバイフォー工法用のクギは、在来工法のクギに比べ約20%太く、強度も約1.8倍のものを用途に合わせて使用。厳しい基準のクギ打ちピッチが精度の高い接合を可能にし、信頼性の高い施工を実施しています。
※但し、当社構造基準の範囲となります。

ツーバイフォー工法用のクギの種類例
データから実証されたツーバイフォーの優れた耐震性能
ツーバイフォー住宅が地震に強い理由を工学的に解明するために、(社)日本ツーバイフォー建築協会では、実物大の3階建て住宅で三次元振動実験を行いました。この実験では、阪神・淡路大震災時に神戸海洋気象台で記録された震度7の地震波をデータに基づいて忠実に再現。同震災における最大地動加速度※1であった818gal※2で加振しました。その後に強い余震が来たことを想定して、新潟県中越地震の際に観測された2,036galを加振。さらに阪神・淡路大震災の20%増し=1,040galを入力。これら3回の大震災クラスの揺れに対して実験建物はほとんど損傷もなく、高い安全性が確認されました。
- ※1 地動加速度は地震の大きさの指標となるもので、地震による地表面での加速度をさす。単位はgal(ガル)で表示。
- ※2 1gal=1cm/sec2(重力加速度である1Gは981galです)
ポイント:gal(ガル)の他に揺れの周期や継続時間などが関係して地表面での被害となるため、gal(ガル)の大きさがイコール震度とはなりません。

加振後の実験建物。外壁および室内に大きな損傷は見られなかった
(写真提供:(社)日本ツーバイフォー建築協会)
優れた耐震性を実現する<厚い構造用合板と密度の高い構造材のレイアウト>
耐震性に優れた6面体ボックス構造の信頼性をさらに確かなものにするために。<ミルクリーク>では、床、壁、屋根に構造用合板を使用しています。この合板は、表板、心板、裏板等をそれぞれの繊維方向が直角となるように貼り合わせたもので、外力に強く、より堅固な構造体を形成しています。構造用合板の厚さは、床で18.0mm、屋根・壁で12.0mm。これは、一般的なツーバイフォー工法に比べ約1.2〜1.3倍の厚さとなり、強度に優れた住まいの構造を実現しています。また、構造材のレイアウト(スタッド間隔)は一般的なツーバイフォー工法(455mm)に比べ、408mm間隔に密度を高めてレイアウト。構造材の量も一般的なツーバイフォー工法(455mm)に比べ約1割以上多く使用。強度をさらに高めています。また強度だけでなく、健康への配慮から使用される構造用合板はすべてホルムアルデヒドの発散量の極めて低いレベル(F☆☆☆☆表示合板)のものを使用しています。

プレーナー加工された高密度・高品質な構造材

左:北米式ツーバイフォー<フィートインチモジュール>
右:一般的なツーバイフォー<尺モジュール>

耐震性・耐風性をさらに確かなものにする<ツーバイフォー工法用接合金物>
<ミルクリーク>では、6面体ボックス構造の耐震性をさらに高めるために、開口部脇下部分の土台と1階壁にはツーバイフォー工法用のプレート金物を、1階と2階壁には帯金物を採用し、土台と壁及び1・2階壁を強固に緊結しています。そして建物の主要な出隅部分には、ホールダウン金物と専用のアンカーボルトを設置し、壁パネルと基礎との緊結を高めています。さらに、2階の構造壁にも専用の金物を設置。基礎と1階、1階と2階などを強固に接合するこれらの接合金物の採用により、風圧力や地震力などの水平力や上下の力による建物の浮き上がり等を防ぎ、優れた耐震性・耐風性を確かなものにしています。

建物の主要な出隅部分には、ホールダウン金物と専用のアンカーボルトを設置し壁パネルと基礎との結合を高めています。

土台と1階、1階と2階をそれぞれ帯金物等で緊結し、壁パネルの結合を高めています。
優れた耐風性を発揮する<あおり止め金具(ハリケーンタイ)>
地震とともに十分な備えが必要な災害が、台風や竜巻です。<ミルクリーク>では、壁、床、屋根の接合部分に、それぞれの部位に最適な接合金物を使用。なかでも、台風や突風など強い風の影響を受けやすい屋根の垂木と構造壁の接合部分には構造条件に合わせてハリケーンタイと呼ばれる吹き上げ防止金具(あおり止め金具)を使用。防錆処理の施されたこの金具は1ヶ所あたり、3.38kN(約345kg)まで耐え、強風に対しても入念に対策を施しています。

構造材に垂木をしっかりと固定するハリケーンタイ(あおり止め金具)

北米式ツーバイフォー工法の屋根構造
北米式ツーバイフォー工法の屋根は、全体が一面の構造体となっており、軒下からの吹き上げ風によって屋根が持ち上げられにくい構造となっています。
基本構造材の断面サイズが、「2×4(ツーバイフォー)工法」の由来です。
日本におけるツーバイフォー工法は、北米の一般木造住宅工法(プラットフォーム・ウッドフレーム工法)をベースにして、日本で新しく生まれた木造住宅工法です。基本構造材として使用される木材の断面サイズが主に2インチ×4インチであることから、一般に「ツーバイフォー」と呼ばれています。使用される木材のサイズは、代表的なもので右の6種類があり、いずれもJAS認定品のランバー材が用いられています。<ミルクリーク>は、日本のツーバイフォー工法のベースとなった北米式ツーバイフォー工法(北米式のモジュール)を採用。構造材はもとより設計手法に至るまで、北米式と同水準の品質を有しています。

木のマテリアルとしての強さを他の建材と比べてみました。
木の引っ張り強度は、鉄の2倍です。
木の種類によって多少異なりますが、木材の比重は0.3〜0.8。鉄の7.8、コンクリートの2.3に比べてきわめて軽量といえます。比重で強度を割った「比強度」では、鉄の約2倍の引っ張り強度をもっています。

木の圧縮強度は、コンクリートの7倍です。
木材に外から力を加えて、その強度を見る圧縮強度は、コンクリートの約7倍と、構造材としてきわめて高い強度を持っています。

強固な構造体をしっかり支えるベタ基礎構造。
<ミルクリーク>では基礎立ち上がり部分はもちろん床下全面にまで配筋を施し、厚さ150mm※1の土間コンクリートを打つベタ基礎を標準としています。外周部の基礎立ち上がり幅を150mm※1にするとともに、換気口まわりは基礎パッキンを敷きこむ換気方式を採用することにより、基礎に欠損のない連続した一体化基礎※2が可能となり、建物の荷重や揺れを、無理なく地盤に伝達。剛性の高い耐久性に優れた基礎構造を実現しています。
- ※1 基礎の形状・厚さ・配筋などの設計は、計画する建物、地盤状況により異なります。
- ※2 但し、人通口及び玄関・勝手口が設置される部分等を除きます。
詳しくは耐久性のページをご確認ください。




